いざという時のために備えておきたい「保存水」。2025年現在、防災意識の高まりで保存水の需要が急増。ローリングストックにも使える商品が増えています。500mlと2L、5年と10年保存など種類が多く、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。この記事では、保存水の違いと選び方、おすすめ商品、正しい保管方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。
保存水は「500ml」と「2L」で役割が違う
500mlの特徴(持ち運び・配布向け)
500mlは避難時に持ち運びしやすいサイズで、子どもや高齢の方でも飲みやすいのが特徴です。避難袋や非常持ち出し袋には、500mlを1~2本入れておくと安心です。
2Lの特徴(家庭用の備蓄向け)
2Lタイプは調理にも使いやすく、家庭内でまとめて備蓄したい時に最適です。コスパも良く、家族がいる家庭では2Lの方が使い勝手が良いことが多いです。
結論:両方揃えるのが安心
避難袋には500ml、自宅の備蓄には2Lという組み合わせがもっともバランスが良い選び方です。
目安:
・1人1日3L × 3日分 = 9L
→ 500ml×6本(避難用)+ 2L×3本(自宅用)が最低ライン
保存水「5年」と「10年」の違いとは?
製造方法の違い
10年保存水は無菌充填や加熱殺菌など、より厳格な製造工程が採用されており、長期保存に耐えられるよう作られています。
ボトル(容器)の違い
長期保存タイプほど、ペットボトルの厚みが増し、紫外線や温度変化の影響を受けにくく設計されています。
味・水質の違い
多くの10年保存水は味の変化を抑えるため軟水を採用している傾向があります。
結論:生活スタイルで選ぶのが正解
- 5年保存水:ローリングストックしやすい
- 7年保存水:中間的な選択肢として一部商品に存在
- 10年保存水:買い替え頻度を減らしたい人向け
保存水2Lのおすすめ【家族用・まとめ買い向け】
サーフビバレッジ 5年保存水 2L×6本
楽天ランキング常連の人気商品。コスパが良く、家庭の初期備蓄として揃えやすいセットです。
10年保存水 1.8L×12本セット(海洋深層水のアコール)
10年保存できる長期備蓄タイプ。買い替え頻度を減らしたい人におすすめです。クーポン発行が多いのでチェックしてみてください。
ラベルレス 10年保存水 1.8L×12本
見た目がスッキリするラベルレス仕様。収納時に生活感が出ず、ゴミも減らせます。
カムイワッカ麗水 10年/15年保存水 2L
北海道の超軟水を使った保存水。水の味にこだわりたい方や、長期保存×品質の両立を求める方に向いています。
保存水500mlのおすすめ【持ち運び・避難袋用】
アイリスの保存水 5年 500ml×24本
避難袋に入れやすい500mlタイプ。家族の非常持ち出し袋に2~3本入れておくと安心です。
山梨天然水ラベルレス 5年保存 500ml×24本
ラベルレスで見た目がスッキリ。収納棚やパントリーに置きやすい保存水です。
島根県産 7年保存水 500ml
5年と10年の中間で、バランスが良い7年保存タイプ。クセの少ない軟水で飲みやすさも魅力です。
コスパ重視派には「訳あり保存水」もチェック
訳あり 長期保存水 490ml×24本
容量の微差や外箱の傷などが理由で「訳あり」になっているものの、中身は長期保存水。とにかく本数を揃えたい人に向いています。
500mlより10ml少ないが、価格が大幅に安いのがポイント
保存水の正しい保管場所はどこ?【段ボール・物置・外置き問題】
基本は「温度変化が少ない・直射日光の当たらない場所」
日光や高温は劣化の原因になります。パントリー、クローゼット、廊下収納など、家の中の温度が安定した場所が最適です。
物置は「夏の高温」に注意
外気温の影響で夏場は50℃を超えることになる金属製物置もあります。温度が安定している物置ならOKですが、高温になる場合は避けましょう。
段ボールのままはゴキブリが寄りやすい
ゴキブリは段ボールの紙繊維や糊を好むため、長期間段ボールのまま放置するのはNG。収納ボックスに入れ替えると清潔で安心です。
保存水を外に置くのは基本NG
高温・凍結・紫外線による劣化のリスクがあり、外置きはおすすめできません。どうしても置く場合は、日陰・断熱ボックスを使いましょう。
保存水はドラッグストアやホームセンターでも買える?
ドラッグストア(マツキヨ・ウエルシア)
急ぎで1〜2本買いたい時には便利ですが、ケース買いは在庫が少ないことが多いです。
イオン
イオンPBの保存水もありますが、ネットより割高なことが多く、まとめ買いには不向きです。
カインズ
防災用品が揃っており保存水も扱っていますが、重いので持ち帰りが大変なのが難点です。
結論:ケース買いするならネット通販が一番ラクでお得。
まとめ|保存水は「500mlと2Lの組み合わせ」が安心
避難袋には持ち運びやすい500ml、自宅用には2Lの保存水を備えておくのがもっともバランスの良い備え方です。保存期間は5年・7年・10年から、生活スタイルに合わせて選んでみてください。
備えがあると、いざという時の安心感がまったく違います。できるところから少しずつ揃えてみてくださいね。